ユーザー同士で悩みや知見を共有!業務改善を加速するオフラインイベント 『第3回 Jooto MeetUP』
2025年2月12日(水)、大阪・梅田のイノゲート大阪で『第3回 Jooto MeetUP』を開催しました。Jootoをご利用のユーザーさま同士の交流を通じて、明日からの仕事を一歩前に進めるためのオフラインイベントです。
今回は、初の大阪開催となり、45名の方にご参加いただき、大盛況だったイベントの様子をお届けします。
イベントは、Jooto事業部CRチームの福石純平による開会の挨拶でスタートしました。続いて、他のJootoスタッフ4名も大阪で開催できた喜びや近況を伝え、会場は和やかな雰囲気に包まれました。
今回のMeetUPでは、実際にJootoを利用しているユーザーの3名がゲストスピーカーとして登壇。実際の業務で直面している課題と、それを解決するためのJooto活用法について伺いました。
〜Jooto活用事例 1〜 矢崎部品株式会社 木戸瑛一氏
『チームの進捗共有課題を解消するために実施したこと』
矢崎部品株式会社は、自動車産業を中心に高品質な製品を提供するグローバルメーカーです。同社の電子機器ソフトウェア開発部で「ツール活用による自動化・見える化」を推進する木戸瑛一さんに、Jooto導入のきっかけや導入前の葛藤、活用方法や現在の成果について伺いました。
「弊社では、業務の進捗状況などをエクセルで管理し、チームに共有していましたが、作成者によってレイアウトにばらつきがあり、非常に見づらい状態でした。業務効率を向上させるための改善を検討していたところJootoに出会い、『これなら進捗共有の課題を解決できるかもしれない』と考えました。」
しかし、実際にJootoの導入を進めようとした当初は、一人で進めたこともあり、メンバーが納得する運用方法になっているか、導入前に反対の声があったらどうしよう…などと非常に悩まれたそうです。
「周囲の意見を尊重しながら慎重に進めるために、まずはアンケートを実施して現状を正確に理解することから始めました。急な変更は反発を招きやすいため、少しずつ時間をかけて新しいツールに慣れてもらうことを心がけました。」
その結果、大きな抵抗もなくJootoがチームに浸透し、スムーズに活用されるようになったそうです。Jootoの導入によって担当者それぞれのタスクの進捗が簡単に共有できるようになり、会議資料を更新する時間が削減され、内容が共有できているため会議中の発話量も多くなったと効果を実感されています。
会場からは導入前に実施したアンケート内容の詳細を確認する質問などが飛び交い、ツール導入後の定着に向けて知見が共有されました。
今後は、特定のチーム内での利用にとどまらず、部全体への展開や、新入社員への業務の手順を伝えるツールとしての活用など、さらに利用の幅を広げていく予定であると意気込みをいただきました。
〜Jooto活用事例 2〜 株式会社ニュージェック 堀野 敏氏
『仕事を一人で抱えず、チームで業務推進する体制を作るために』
続いてご登壇いただいたのは、土木・建築・電気・機械・情報通信など、多岐にわたる分野でコンサルティング業務を展開する株式会社ニュージェックの堀野敏さんです。
堀野さんは、DX推進グループで「健康的なマネジメントの基底となるチームビルディング」に注力されています。Jooto導入時の具体的なプロセスについて、ご紹介いただきました。
「弊社では、一人親方的な働き方の文化が根付いており、プロジェクトマネージャーがチームの状況を把握するのが難しいという課題を抱えていました。そこで、事業を発展させていくために、プロジェクト管理を強化できるツールが必要だと考えました。」
堀野さんが最初に実施したのは、付箋などを使ったアナログのタスク管理だったそうです。
「DXの取組をしている中で、ツールだけを与えても使いこなせなくて、使う人に『思想・文化』が備わってないと活用できないというのは経験上よく知ってる。ツール導入より先に文化を浸透させようと思い、チームのメンバー間で課題を共有し解決する楽しさを伝えようと思った。」
アナログの管理を続け、プロジェクト管理のいわゆる『お作法』がある程度備わった時にJootoを導入しデジタルツールでの管理を開始。
Jootoでは社外と社内とでDX推進のプロジェクトを分け、それぞれのマイルストーンをタスクとして設定し、進捗に問題がないかをチームに負荷をかけずに共有ができる体制を作っています。
タスクに設定するラベルはメンバーに自身の気持ちの表明として好きに使って欲しいと指示しているため、順調なタスク、フォローが必要なタスクがよりわかりやすくなったとも仰っていました。
「打合せとか、朝会でJootoを開きながら「正しい」情報共有ができるようになった。チームで協力して仕事をすることの素晴らしさを、もっと社内に浸透させていきたいですね。」
Jootoを活用し、助け合いながら仕事を進める文化をさらに育んでいきたいと、熱い想いを語ってくださいました。
〜Jooto活用事例 3〜 中国産業株式会社 小山 聡氏
『記憶から記録のタスク管理へ〜効果と習慣化の重要性について〜』
最後にご登壇いただいたのは、中国産業株式会社の小山聡さんです。同社はボウリング場・ホテル・温浴施設・自動車学校など、幅広い事業を展開しています。統括部長として組織強化などに尽力されている小山さんに、Jootoの導入後の変化について、お話を伺いました。
「Jootoを導入する前は、会議の議事録作成やタスク管理を紙ベースで行っていました。そのため、会議で効果的な施策が提案されても、メモ程度の記録しか残らず、進捗状況も把握できない状態でした。結果として、改善策が実行されないまま滞留してしまうことも頻繁にありました。そこで、人の記憶だけに頼るのではなく、ツールを活用して正確に記録できる方法を取り入れることを決めました。」
社内の反発を招かないように、Jooto導入時には『使用の強制』ではなく『使用の依頼』を意識してレクチャーする工夫をされたそうです。
また、「タスク管理ツール」という枠にとらわれず、勤怠管理ツールとJootoを連携させることで、日報業務の一環として自然とJootoが習慣化しました。イベント当日には、この意外な活用方法が紹介され、思わずメモを取る参加者の姿も見られました。
さらに、日報をJootoで管理するようになったことで、社内のコミュニケーションにも大きな変化が生まれたそうです。
「Jootoの日報では、誰が閲覧したのかを記入者自身も把握できるようになりました。日報を読んだ社長や役員が、社員に感謝の言葉などのメッセージを送ることで、新たな交流が生まれています。」
Jootoを活用することで、正確な日報管理やプロジェクトの進捗状況を把握できるようになり、事業の効率化に繋がっていると言います。
さらに、Jootoの『AIタスク生成機能』で自動生成されたプロジェクトやタスク管理を活用して、新たにインドアゴルフ事業もスタート。Jootoを導入したことで、事業の広がりを実感されているそうです。
今後は、全社員でタスク管理を行いながら施策の成功事例を増やし、Jootoへの情報蓄積をさらに進めていく予定とのことです。
また、参加者からは「自社でも取り入れてみたい」「新しい使い方のヒントになった」といった声が多数寄せられました。Jootoを活用した業務改善の可能性は、今後もさらに広がっていきそうです。
参加者同士による活発な意見交換が行われた交流会
それぞれの登壇者による実践的な事例が紹介された後は、ユーザーさま同士の交流会の時間となりました。
交流会は株式会社プラント・プラス 藤野正晃さんからのご挨拶によりスタートしました。
藤野さんはコンサルティング会社として事業企画立案や店舗プロデュース、動画制作などを得意とされており、社内のみならず、社外との情報共有をJootoを使って行っている事例などをお話しされ、交流会の開催を宣言いただきました。
交流会はグループディスカッションと自由交流の時間に分けて実施しました。
「Jootoの活用方法」だけでなく「業務効率を上げる方法」「おすすめのYouTubeチャンネル」「組織での働き方」など、Jooto以外の話題でも熱のこもった意見交換が活発に行われました。
交流会の後は、最後のコンテンツとして、今後Jootoでリリース予定の新機能をご紹介する「開発ロードマップ」を発表しました。
直近リリース予定の機能から構想段階である今後の展望までオフラインイベントであるMeetUPの場でしかお伝えできないものを発表し、参加者からは多くの期待の声をいただきました。
最後は、全員で記念撮影を行い『第3回 Jooto MeetUP』は大盛況のうちに幕を閉じました。
おわりに
今回、大阪での初開催ということもあり、主催側には不安もありましたが、多くのユーザーさまにご参加いただき、現場で生じる具体的な悩みやアイデアを気軽に共有し合える貴重な時間となりました。
今後も、コンテンツや開催場所を変え、さらに多くのユーザーさまのお困りごとが解消できるイベントを企画してまいります。これからのJootoに、ますますご期待ください!
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